人はだれでも年齢を重ねて老けていくのは仕方がないことです。
しかし、見た目の老化はできるだけ食い止めたいですよね。それは女性だけではなく、男性だって同じです。しかし、女性はスキンケアやメイクで改善できますが、男性はその習慣がないことがほとんどです。では、男性が老け顔を改善できる方法はあるのでしょうか。
老け顔の人ってどんな人？
老け顔の特徴
・ほうれい線がくっきりしている
年齢がいくにつれて、顔の筋肉が弱まりほうれい線ができてしまうのは仕方がないことです。しかし、顔の中心にあるものなので、ほうれい線がくっきりしていればしているほど、肌にハリがないように見えてしまいます。その結果、老けて見えてしまいます。
・しわがある
高齢者の顔を絵で描いたときに、おでこや目尻やほうれい線など必ずしわを描いて表現しますよね。しわは、年齢を重ねているサインともいえます。そのため、目尻やおでこなどにしわがあればあるほど老けて見られてしまいます。しわは、筋肉の衰えや乾燥などさまざまな要因で引き起こされます。
・頬のたるみ
年齢がいくにつれ、フェイスラインもぼんやりしてきてしまいます。特に頬が下に垂れ下がってくると、口角も下がり、疲れた印象になってしまいます。それだけでも若々しい印象はなくなり、老けているように見られてしまいます。
・しみがある
しみがあると、肌が黒ずんで見えるために老けているように見えてしまいます。女性であればある程度はメイクで隠すことはできても、男性はなかなか隠すことが難しいですよね。濃いシミがあるだけで、おじさんやおじいさんのような印象になってしまいます。
どうして老け顔になってしまうの？
・肌の乾燥
男性の肌は女性の肌よりも、水分量が少なく皮脂量が多い特徴があります。
そのため、男性は女性よりも乾燥に弱いのです。さらにはひげそりで肌にダメージを与えてしまいより一層乾燥してしまう環境にあります。
乾燥はシワなどの肌トラブルにつながるので、老け顔を気にする人は注意が必要です。ひげそりのあとには、保湿クリームをつけるなどを心がけてください。
・表情筋の衰え
表情筋は、目や口元を動かすために必要な筋肉です。しかし普段の生活では、表情筋の３０％しか使っていないと言われています。
さらに、デスクワークなどで普段表情を変えない生活の場合はさらに筋肉は衰えていきます。表情筋が衰えていくと、重力に耐えきれない肌がたるみ、しわやたるみにつながり老けてみえてしまうのです。
老け顔を改善する方法は？
表情筋を鍛えよう！
表情筋を鍛えるトレーニングを紹介します。
顔のたるみを改善させるためには、「口輪筋」を鍛えるのがベストです。口輪筋とは、口の周りにある筋肉で、これを中心にして他の表情筋が放射状に伸びています。そのため口輪筋が弱くなると、他の表情筋も衰えてしまうのです。この口輪筋は普段ではあまり使うことが少ないため、衰えやすい筋肉でもあります。意識的にトレーニングをして鍛えることで、老け顔改善につながります。
口輪筋を鍛える方法その１
・指でこめかみを押さえ、「イー」の口をして前歯を出す。
・次に、ゆっくりと「ウー」の口にして、くちびるをすぼめる。
これを、５回～１０回ほど続けます。少し口元がだるくなるような感じになれば効いている証拠です。
口輪筋を鍛える方法その２
・箸を前歯でくわえ、唇を閉じる
・そのまま唇を横にできるだけ引く（５秒間キープ）
・口角をできるだけ引き上げ、「にっ」と笑うような表情にする（５秒間キープ）
これまでの動作を１セットとして、５、６回ほど続けます。
表情筋トレーニングはできるだけ毎日行うことで、効果が期待できます。
お肌にいい栄養をとろう
エネルギー不足は、肌のハリなどを失い老け顔につながる恐れがあります。野菜を食べなかったり、普段は外食やコンビニ弁当で済ませるなど偏食を続けていると、肌にハリがなくなり老け顔になってしまいます。
とくに、たんぱく質は筋肉などの体を作る上で必要な栄養素です。野菜や果物に多く含まれるビタミンや海藻に入っているミネラルも、健康的で若々しい肌を作るために必要不可欠です。
これらを積極的にとることを心がけ、食事の栄養バランスも見直しましょう。
男性もエステに行く時代
即効性がある方法は、プロの手を借りることです。本気で悩んでいる人は、男性用のエステに通うのも手です。「男がエステなんて…」という考えは古いです。
今や男性専用エステは数多く存在しますし、美容を気にする男性も増えてきています。一回の施術で大きく変化することもないので、エステに通っているということが周りにバレるというのも考えにくいです。
表情筋トレーニングや食事の栄養バランスの見直しに加え、早く効果を出したいという人は、エステや美容医療機関に行くことを視野に入れてみてもいいかもしれません。
