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ゴルゴラインと言われる顔のしわは、顔の中心部にできるしわなので、老け見えする大きな原因になります。アンチエイジングを気にする女性にとっては大きな悩みですよね。では、なぜゴルゴラインができてしまうのでしょうか。できてしまったゴルゴラインは改善できないのでしょうか。

 

 

ゴルゴラインの特徴

ゴルゴラインとは?

漫画「ゴルゴ13」はご存知ですよね。その主人公の顔には、目の下から頬にかけてくっきりとしわがえがかれています。この、目の下から頬の中央にできるしわをゴルゴラインとよびます。

 

ゴルゴラインの正式名称は、ミッドチークラインと言います。なんだかおしゃれなイメージをもつ名称ですが、このラインがあるだけで老けて見えるだけではなく、疲れているように見えてしまいます。なぜかというと、ゴルゴラインは皮膚にできたしわではなく、顔の下垂が原因でできるものだからです。全体的に下がったような印象になり、老けて見えたり疲れて見えたりしてしまいます。

 

ゴルゴラインの原因は?

前述のとおり、ゴルゴラインは顔の筋肉や皮膚がたるんで下垂してできるものです。目尻のしわやほうれい線などのように、乾燥が原因でできるものではありません。

 

実は、ゴルゴラインが目立ちやすい人と目立ちにくい人とがいます。その違いは、顔の深い部分にある靭帯の発達です。靭帯が発達している人は、ゴルゴラインが目立ちやすく、子どものころからできている人もいます。そういった人は、加齢による顔の筋肉や皮膚のたるみが原因で、より一層目立ってしまいます。

 

他にもゴルゴラインができやすくなる要因があります。テレビやスマホを見る時間が長かったり、パソコンを使う時間が長かったりする場合です。これらは、目の疲労につながります。目が疲労することで目の周りの筋肉が緊張し、血流が悪くなります。すると肌の弾力が失われてたるんでしまうのです。

 

 

ゴルゴラインを解消するには?

マッサージをする

目の疲労を改善するために、顔のマッサージを行うと、筋肉の緊張も緩和されて肌に弾力が戻っていきます。目の疲労を感じる人は、お風呂上りにでもマッサージをしてみてください。頬の筋肉をほぐすために、指でいた気持ちいい程度で押してあげるのもいいです。

 

ホットパックをする

蒸しタオルなどを目にあてて、ホットパックをするのもおすすめです。温めることで、緊張をほぐして血流をよくします。

 

顔の筋トレとストレッチ

ゴルゴラインは、顔の筋肉のたるみが原因でできます。頬の筋肉の筋肉を鍛えてあげることでゴルゴラインの緩和が期待できます。筋トレをしたあとは、ストレッチとして、顔の下から上に向けてタッピングをするのもおすすめします。

 

 

本気でゴルゴラインを消したい人のための医療法

ヒアルロン酸を注入する

ヒアルロン酸を注入して、ボリュームを出してゴルゴラインを消す方法です。ヒアルロン酸を注入する場合は、量に気を付けてください。一度にたくさん注入してしまうと、顔がパンパンに膨らみすぎてしまいます。まずは少量を注入し、少し様子を見ながら徐々に理想の仕上がりになるまで続けた方がいいでしょう。

 

しかし、靭帯が発達してゴルゴラインが深く刻まれている人の場合、たくさんんのヒアルロン酸を注入しないと、ゴルゴラインを消すのは難しいです。相当量のヒアルロン酸注入をしても、完全に消し去ることができない場合もあります。

 

リフトアップをする

リフトアップは、顔の皮膚を引き上げる方法です。リフトアップには、糸やハリを使う方法、メスを使う方法、機械による方法があります。それぞれの方法について説明していきます。

 

・糸やハリを使う方法

皮膚を少しだけ切って、または全く切らずにそこから糸を入れてリフトアップする方法です。劇的な改善はあまり期待できず、溶ける糸を使用することも多いようです。効果は2、3年ほどだと言われています。

 

・メスを使う方法

直接たるみ部分を切る方法は、糸や機械による方法よりも効果が高いです。その分、傷が目立ったりダウンタイムも多くなります。

 

・機械を使う方法

機械を使う方法とは、照射系といわれます。レーザーなどを当てて肌を引き締めてハリを出す方法です。手術と比べて効果は少ないですが、費用は安めです。ダウンタイムもありません。そのため他の方法と併用するのもいいでしょう。

 

複数の方法を併用するのもあり

予算に余裕がある場合は、ヒアルロン酸注入やリフトアップを併用することも視野に入れてみてもいいとおもいます。しかし、失敗することがないように、費用だけで選ばずに信頼できるクリニックを探してください。そして、リフトアップをする場合もどの方法にするのかなど、クリニックでよく相談して決めるようにしてください。

 

いずれにせよ、一度施術をしても効果の持続には個人差があります。そのことも踏まえて、予算をきめるといいでしょう。