フェイスラインのたるみの原因
フェイスラインがたるんでしまうと、一気に老け込んだ印象になってしまいます。ある日鏡に映った自分の顔を見て、なんだか残念な気持ちになってしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか?ではフェイスラインはなぜたるんでしまうのでしょうか?たるみの原因を説明致します。
たるみの原因は年齢?
たるみが起きる1番の原因は、やはり「加齢」によるものです。若々しさを感じさせる肌の弾力やハリに大切なコラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を支える成分が年齢を重ねることで少しずつ減少してしまうのです。
肌の表皮や真皮が薄くなるので、肌はスカスカになってしまいます。つまり、肌が脂肪の重みを保持することができずにたるみとして下へ下がっていってしまいます。
こればかりはどうしようもないことではありますが、放置しておくとどんどんたるみが進行してしまいますので、しっかりケアして二重顎になるのを食い止めていきましょう!
たるみの原因は肌の乾燥と紫外線かも
たるみの原因は加齢によるものだけではありません。たるみは、日々の生活の中で蓄積された「乾燥」や「紫外線」によって引き起こされている場合もあります。
紫外線を浴びることで、コラーゲンが破壊されやすくなり、これによって肌の老化が進んでしまいます。
筋肉の低下と血行不良によるたるみ
更に、筋肉の低下によりたるみは引き起こされます。顔には表情筋と呼ばれる30種類以上の筋肉があります。
あごは顔の中で最も下にあるため、表情筋が衰えるとたるみが顕著に現れます。特に、頬で支えられなくなった皮膚が顔の下部へ下がってきてしまうので、あごには脂肪が分厚く付いてしまうのです。
現代の生活に欠かせないPCやスマートフォンですが、これらを使用しているとき、ほとんどの人は無表情です。無表情で筋肉を使わない時間が長いと、表情筋はどんどん老化してしまい、皮膚が下垂します。
顔の皮膚がたるんでしまうと、あごやフェイスラインに限らず、目の下や頬もたるんでしまいますので、日頃から顔の筋肉を意識するようにしましょう。そして、皮下脂肪が増えるとその重みでさらに下垂し、年齢を重ねるごとにあごのたるみが目立つようになるのです。
また、顔のむくみもたるみの要因となります。塩分やアルコールの過剰摂取、老廃物の蓄積などにより顔がむくんでしまいます。顔の血流が悪いことやリンパが詰まってしまうことで老廃物が蓄積されます。
リンパマッサージを行うなどして、リンパの流れを良くすることも重要です。
フェイスラインのたるみの改善方法
あごのたるみを改善するには
あごのたるみを改善するには、様々な方法があります。まずはリンパマッサージがおすすめです。リンパが詰まってしまうとむくみが起きやすくなり、顔が大きく見えます。
そのためリンパの流れを良くすることで、むくみを取ってすっきりとしたフェイスラインに近付けます。
他に、たるみやむくみを取るツボを刺激する方法もあります。
あご下の中央、あご先と耳下の中央部分、耳下のエラ部分のある3つのくぼみはフェイスラインをすっきりとさせ、むくみを取る代表的なツボですので、これら3か所のツボを刺激しながらマッサージするとより効果的です。
生活習慣を見直してたるみを改善!
あごのたるみに限りませんが、生活習慣を見直すこともとても重要です。生活習慣はこれまでの生活で知らず知らずに染み付いてしまっているため、改善しようと思ってもなかなか容易なことではありません。
しかし、長年のクセや良くない習慣があるのでしたら、これを機会に改善することで、気になるフェイスラインのたるみだけでなく、様々な変化をもたらしてくれるかもしれません。
まず食生活についていかがでしょうか?
毎日の食事、しっかり噛んで食べていますか?噛む回数が少ないと筋力低下を招きます。食物繊維が豊富に含まれたおかずや、歯ごたえのあるものを意識して食べると、あごをしっかり使って咀嚼することになりますので、食事の間に筋力がピンと張り、フェイスラインのたるみを防ぐことにつながります。
むくみ防止のために濃い味も避け、身体に優しい和食が好ましいですね。1口に30回噛むことを意識して食事を楽しむようにしましょう。
よく噛んで食べると唾液の分泌も増え、満腹中枢を刺激することになり、食べすぎを防ぐこともできます。
その他に、姿勢も重要です。姿勢が悪いと首や顔が無意識の内に下を向いた状態になります。この状態で長時間PCやスマートフォンを使用しているとあご周辺の筋肉は下へ下へと下垂してしまいます。
猫背になっていると感じたら、頭から1本の糸で吊るされているイメージをして、姿勢を正すように心がけましょう。
最後に呼吸についてです。
フェイスラインを引き締めるためには鼻呼吸をするようにしましょう。フェイスラインと呼吸法は一見なにも関係がないようですが、実は口呼吸はフェイスラインのたるみの原因の1つなのです。
口呼吸は口がポカンと開いた状態ですので、口周りの筋肉は常にだらけきっているようなイメージです。口を閉じて鼻呼吸をすると。口周りの筋肉が緊張状態になるので、フェイスラインを引き締めることに繋がります。
呼吸一つでたるみに繋がってしまうので、もし口呼吸をしているようでしたら、まずは唇にセロテープを縦に張り、口がポカンと開いてしまわないよう訓練をしてみると良いでしょう。
フェイスラインのたるみは、顔の印象を左右してしまいますので、是非今日から改善できることは改善して、きれいな小顔を手に入れたいですね。