内出血が起こる理由
最近小顔効果が得られるということで人気のBNLS注射というものがありますが、このBNLS注射とは顔の気になる部分に注射をすることで、脂肪を溶解していき小顔効果を得ることができるというものです。
このBNLS注射は美容整形とは違い、メスを使った大掛かりな手術をする必要はなく、注射をするだけで効果が得られるという手軽さだけではなく、整形やほかの脂肪溶解法などに共通して起こるダウンタイムを気にする必要がなく、即効性もあるということで人気急上昇中の小顔を手に入れる方法です。
しかし、顔はほかの体のパーツとは異なり、隠すことができない部分ですので、施術でなにか失敗してしまったりしたらと不安になってしまう人も多いかと思います。
特に以前別の場所に注射したときに内出血が起きてしまった経験のある人は顔にBNLS注射を打ったら以前のように内出血になって目立ってしまうのではないかと考えてしまうこともあると思います。
そこで今回はそんな不安を解消するために注射をすることで内出血が起こってしまうその原因と、万が一内出血が起こってしまった時の対処法についてご紹介します。
止血不足
まず初めに注射をした時に内出血が起こってしまう原因についてご紹介します。
注射のあとに内出血のあとができてしまう原因として、止血不足があげられます。
当然のことですが、注射をすることで皮膚に穴が開いてしまうとになります。
ここでしっかりと止血をしないうちに腕を動かしてしまうと内出血になってしまうことがあるのです。
それはなぜかというと、注射の穴はとても小さく肉眼では確認しにくいものです。
注射をした部分の皮膚がすでに穴がふさがっているように見えても、実は中の血管がふさがっていないという場合もあり、この時に十分に止血が完了していないのにもかかわらず腕を動かしたりしてしまうことで中の血液がもれてしまって内出血をする場合があります。
それが注射のあとの内出血ができてしまう原因の1つです。
注射の打ち方
あとは注射をする人の技術不足も内出血の原因として挙げられます。
注射を打つときに上手な人が打つ注射は痛みを感じにくいですが、不慣れな人が注射を打つときにはなんとなく痛さが増しているように感じてしまうことがあると思いますが、内出血が起こるかおこらないかということも、この注射を打つ人の技術に左右されることがあります。
たとえば、注射を打つ時に針の入れ方や角度が悪かったということが原因で体内で血液が漏れてしまい内出血が起きてしまうという場合もあるのです。
自分の体質
実は注射の時に内出血が起きてしまう原因が自分自身の体質にある場合もあります。
例えば、頭痛薬として有名なバファリンなどの薬を摂取している場合には血液を固まらせにくくする効果があるのですが、こういった薬を摂取している場合には内出血が起きやすい体質であるといえます。
ほかにももともと血管が細い人や、注射の時になかなか血管が見つけづらいといわれる人も注射のあとに内出血が起こることが多いといわれています。
止血時にしっかり圧迫する
ここまでは注射のさいに内出血がおこる原因をご紹介しましたが、自分で内出血が起きないように気を付けていてもどうしても注射のあとに内出血が起きてしまうことも少なくありません。
そこでここからは、そんな注射のあとにできると困ってしまう内出血ができたときの対処法をご紹介します。
先ほど内出血の原因の中で止血がしっかりできていないことが原因だということでご紹介しましたが、これは注射した部分をしっかりと指で押さえて注射部分を圧迫することで内出血ができにくくなります。
止血時の圧迫は最低でも1分間はしておく必要があります。
また、注射をした部分を圧迫するのではなくもんだりしてしまうとこれも内出血ができる原因となってしまうので気を付けてください。
事前に防ぐことはできる?
ここまで注射後の内出血の原因についてご紹介しましたが、注射後の対応をしっかりしておけば注射後の内出血を防ぐことは可能です。
ただ、自分の体質や施術を行う人の技術不足に関してはどうしても防ぐ方法はないので、必ずしも内出血が防げるというわけではありません。
内出血が起きたらできる対処法
ここまでは、主に注射の内出血ができてしまう原因や、その予防法の話をご紹介しましたが、それでも内出血ができてしまった時の対処法を最後にご紹介します。
患部をよく冷やす
注射をした後に内出血ができてしまったときの対処法として最も手軽なものといえば、まずは患部を冷やすことです。
冷やすことで血管を収縮させることができるので、内出血が広がるのを防ぎ、早めに治るようになります。
冷やす方法としては湿布を小さめに切って冷やすことや、小さめの保冷剤を当てておくという方法も有効です。
コールドスプレーもありますが、BNLS注射の場合には顔を冷やす必要があるので、念のためにコールドスプレーの使用は避けたほうがいいかもしれません。
次は温める
患部を冷やすという方法を1~2日試した後には、今度は反対に患部を温めてください。
温め方は蒸しタオルや温湿布がおすすめですが、特に内出血への対処法としてだけではなく、美肌ケアにも使われる蒸しタオルをすることで顔全体のケアも同時にできるので、どちらかというと蒸しタオルの使用をおすすめします。
温めることで今度は血行が良くなり、細胞の回復を早める効果もあるので内出血が早めに治る効果があるのです。