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ボトックスを打ったら綺麗になると思ったのに、なんだか違和感がある。思った通りになっていない等、色々な悩みを持つ人は少なくありません。

特に女性は理想が高く、いくつになっても綺麗でいたいという思いがあるので余計にそう感じてしまうのかもしれません。

 

そもそもボトックスはどんな効果があるのか、そしてボトックスはお勧め出来るのかどうなのか等について詳しく見て行きます。少しでもボトックスに興味があるという方は是非参考にしてみて下さい★

 

ボトックスで起こる可能性のある副作用

ボトックスとは元々美容治療に使われていたわけではなかったのはご存じですか?実はボトックスが美容に利用され始めたのは1980年後半頃と言われています。それから早30年超が経とうとしています。

色々技術も変わってきたと思いますが、その方法、副作用等詳しく見ていきましょう^^

 

痛み、違和感

ボトックスとはボツリヌス菌(クロストリジウム属の細菌)から抽出されるたんぱく質の一種で副交感神経や運動神経の末端から放出され神経伝達物質「アセチルコリン」の伝わりを弱くする働きがあります。

これを聞いてもほとんどの人はあまり良く分からないかもしれませんね(汗)簡単に言ってしまうと筋肉の収縮を弱めてマヒをさせてしまう事でシワを取り易くなるという効果が期待できるのです。

 

元々ボトックスは眼科や神経内科において使われてきました。

用途としては顔面チック(自分の意志等に関係なく顔の筋肉が動いてしまうもの。たまに顔がピクピク動いてしまうのはこの事です。)や斜視、斜頚など、筋肉の活動亢進から起こる多くの疾患に用いられていたようです。

1997年頃から構成労働省の認可を受けており、安全性は保障されている安全な方法です。美容に関しては2002年にしわの治療法として米FDA(Food and Drug Administrationの頭文字を取ったもの:米食品医薬品局)の認可を受けています。

 

美容で使われるボトックスの多くの用途としてはしわの改善です。年を取ると特に眉間のシワ、額の横ジワ、ホウレイ線、眼尻等のシワが目立ってきます。

必ずと言っていいほどほとんどの人がシワになり、年を取ったと感じてしまいます。よってこのボトックスを注射する事によってシワを目立たせなくさせるという事(シワを取るというわけではなく、作らないようにするという事)が可能になるのです。

 

施術方法としては簡単でボトックスを注射等を使って気になる箇所に注入するだけです。そうする事でその部分のハリ等が蘇り、10~15歳若く見えるという効果が期待できるのです。(個人差があります)

 

手術のような事はしませんが、デリケートは肌に注射を刺しますので何等かの痛みは生じます。

打った際には全く痛くなかったという人も2,3日経ってから痛みや違和感が出るという事も少なくありません。

ただ、1週間も経てば殆どの人がそういった痛み等を感じなくなりますので、安心して施術を行って頂ければと思います。また、異物注入によるアレルギー等を起こしてしまう場合も考えられますのでアレルギー体質だと言う人は施術前に必ず医師と相談する事が大切です。

 

 

その他の副作用

その他の副作用として考えられる事は様々ですが、主に以下の4つを記載しておきます。

 

1.頭痛:元々頭痛持ちでは無いのに、ボトックス注射を受けると、筋肉のバランスが崩れたり、精神神経に作用する事によって起こります。人によっては吐き気までも起こってしまう人もいますので注意が必要です。

 

2.眼瞼下垂

これは目が今までのように開かなくなり、くっきり二重だった人も目が腫れぼったい感じに見えてしまうなど目蓋の機能に障害が生じてしまう事があります。

 

3.無表情

筋肉の動きを止める作用もありますので、その結果前と同じような表情を作ろうとしても上手くいかないと悩む人もいるようです。人からも何故笑わないの?と聞かれる事も。自分では笑っているつもりでも笑えていないという事が起こってしまうのです。

 

4.皮膚

アトピー体質の人は特にですが、発疹が行ってしまう人もいますし、毛が抜けてしまったという人も中には見受けられます。

 

他にも細かく上げると沢山ありますが、ここでは上記の4つをご紹介させて頂きました。また、これらは必ずしも起こりうるものではなく、人によっては全く副作用がないという人ももちろんいます。自分の体調等に応じて適度に行うよう心掛けて下さい。

 

 

副作用が出たときはどうすればいいの?

では副作用が出てきてしまった場合はどう対応していけば良いのでしょうか。

 

時間が経つのを待つ

まずは時間が経つのを待つのが一番です。

人によってバラつきはもちろんありますが、平均1,2週間経てば副作用は消え安定してきます。焦ってどうしようと悩むのではなく、まずは1,2週間は様子を見てみる事が大切です。

また、ボトックスを打った量が多ければそれだけ長い間違和感が残るのは仕方無い事ですので、その事も考慮して様子を見てあげて下さい。

 

 

医師の技術力で大きな差が

また病院を選ぶ時は金額も重視するという人も多いと思います。しかし、医師の技術力は言うまでもなくとても重要になってきます。

金額がかなり安い所は少し気を付ける事がありますし、リスクがある可能性もあるという事を忘れないで下さい。病院選びはとても重要ですので口コミ等も参考にすると良いかもしれません。