目の下にくまができると、年齢より老けてみえてしまいますし、疲れた印象になってしまいます。
目の下のくまをなんとかしたい!そんな方におすすめなのがヒアルロン酸注射です。
気になるくまはどうやって改善する
気になってしょうがない目の下のくまはなぜできるのでしょうか?
どうやったら改善できるのでしょう?
気になるくまができる原因と改善方法を紹介します。
くまはどうしてできるの
目の下にくまができるのは、目の下の皮膚はとてもうすく、血管の色が透けて見えてしまうからです。
皮膚が薄いためにうっ血した血管が透けてくまの原因になるほか、薄い皮膚はとても弱いので色素沈着が起こりやすくなっているのもくまの原因です。
血行不良が原因でできるくまは青く見え、睡眠不足やドライアイ、目の疲れや冷えなどが原因と考えられます。
色素沈着が原因でできる茶色いくまは、目の下をこすったことや、肌のターンオーバーが遅れ、古い角質が溜まっていることが原因と考えられます。
肌のたるみが原因の黒いくまは、加齢による肌のたるみや涙袋があるなどの顔の構造で影ができるのが原因と考えられます。
くまの改善方法
くまを改善するための方法は、くまができる原因によっても変わってきます。
しっかり目を休める、目をぎゅっとつぶって、パッと開く運動をする、目の上に蒸しタオルを置いて温めることで血流をよくするなど目の疲れをとる方法。
やさしくマッサージして目の疲れを取り、血流をよくする方法、この時、注意することは目の周りを強くこすらないということです。
リンパマッサージをしてリンパの流れを良くする、市販のコスメで肌の新陳代謝を正常にする方法も効果的です。
そして、ネットで話題になっているのがスプーンを使った改善方法です。
これは青くまに効果的なのですが、40度くらいのお湯と冷水を用意し、その中にそれぞれスプーンを入れておきます。
お湯に入れたスプーンと冷水に入れたスプーンを交互に目の下にあてることで、目の下の血行が良くなるという方法です。
頑固なくまにヒアルロン酸がおすすめ
くまの改善方法をためしても、なかなか改善されない頑固なくまには、ヒアルロン酸がおすすめです。
市販のコスメやサプリメントの中にもヒアルロン酸が入っているものがありますが、直接肌に入れることのできるヒアルロン酸注射は頑固なくまの改善に効果的です。
ヒアルロン酸注射の効果、効能
ヒアルロン酸注射の効果は、肌のハリを取り戻し、肌に潤いやみずみずしさを与えてくれることです。
ヒアルロン酸といえば、美肌成分として有名ですね。
もともと人の体の中にある成分の1つであるヒアルロン酸を使うことで、自然にたるみやくぼみを取ることができます。肌の内側からふっくらと滑らかな肌にしてくれます。
また、注射で入れるために、コスメよりも早く効果を得ることができますし、手術のように跡が残ったりもしません。
目元のヒアルロン酸注射のリスクと副作用
肌にハリや潤い、みずみずしさを与えてくれるヒアルロン酸注射ですが、リスクや副作用はないのでしょうか?
ヒアルロン酸自体はもともと人の体にあるものですから、害はないように思えますが、ヒアルロン酸注射を受けるときには、知っておきたいリスクや副作用もあります。
まず、注射を皮膚の薄く、弱い部分に打つことから、内出血をする可能性があります。
内出血がおきてしまったら、すぐに圧迫して内出血が広がらないようにしましょう。
注射を打った日は目の周りを冷やし、翌日からは温めることで、内出血を早く治すことができます。
また、感染症の心配もあります。しっかりとした病院でヒアルロン酸注射をすれば安全なのですが、きちんと消毒をして、衛生管理がされている病院を受診するようにしましょう。
皮膚がでこぼこになるリスクもあります、これはヒアルロン酸を入れる量が多すぎて腫れてしまう、均等に入らなかったことが原因だと考えられます。
この場合はヒアルロン酸を溶かす薬がありますので、心配しないでください。
そして、左右対称にならないということもありますので、覚えておいてください。
もう1つ知っておいてほしいのが、ヒアルロン酸注射は、永遠に効き続けるものではないということです。
ヒアルロン酸注射の効果は半年ほどしか続きません、そのため効果が無くなってきたら元の肌に戻ってしまいます。
そのため、依存性が強く、1度注射を打つと何度も打つという方が多いようです。
副作用としては、まれにですがヒアルロン酸が血管に入ってしまい血管が詰まることがあります。痛みや炎症があらわれたらすぐに病院を受診してください。
放っておくと皮膚が壊死してしまうこともありますので、できるだけ早めに病院を受診することをおすすめします。
直接肌に注射することで、効果がすぐに表れるヒアルロン酸注射ですが、このようなリスク・副作用があることは忘れないでください。