今話題のBNLS注射。
皮膚を切らずに短期間で小顔になれるのはとても魅力的ですよね。
しかし、そこで気になるのがどんな成分を使っているのかということです。顔の施術となると副作用だったりダウンタイムだったりが心配で敏感になってしまいます。安心して施術を受けられるようBNLS注射の成分についてご紹介します。
BNLS注射の主成分
BNLS注射とは小顔注射とも呼ばれ、切ったり縫ったりがなく、最短で３日～１週間ほどで小顔リフトアップ効果が実感できるといわれています。
従来のフォスファチジルコリンが主成分のものとは違い、植物由来のものを主成分とした脂肪溶解注射です。そのため身体への負担が少なく、施術後も腫れにくいのでダウンタイムがほとんどないことも特徴の一つです。
これまで難しいとされていたほうれい線やフェイスライン、あごの下や鼻なども除去が可能となりました。なので、特に気になるところを部分的に改善できます。
自分のイメージにより近づけることが可能になったということです。
BNLS注射はリバウンドもなく植物由来のものを主成分としているため副作用の報告もありません。どのような成分がどのように働いているのでしょうか？
BNLS注射の成分と作用
BNLS注射の成分は主に7種類あり、順番にご紹介します。
１つ目にヒバマタ抽出物です。これはコラーゲンやミネラル、アミノ酸を多く含んだ海藻の一種で、脂肪分解作用があります。新陳代謝を活性化させる効果や、最近では老化防止にも効果があると注目されています。
２つ目にチロシンという成分です。チロシンは必須アミノ酸の一種で、脂肪の代謝を高める効果があります。次にオキナグサとカラクサケマンという成分です。こ
れらは抗炎症作用、創傷治癒作用、肌再生作用と３つの効果があります。この働きによって、ダウンタイムが軽減されるのです。５つ目の成分はセイヨウトチノキです。これはマロニエとも呼ばれ、抗炎症作用と浮腫の減少作用があります。血行促進や引き締め効果が期待でき、むくみの減少・セルライト除去をサポートしてくれます。６つ目はアデノシン三リン酸です。
これはエネルギー産生物質で、「ATP」とも呼ばれており、血管を拡張し、血管新生の促進や細胞機能を活発にさせる効果があります。最後にペルシアグルミです。これは血管保護作用や血液循環促進作用があり新陳代謝を活発にさせます。
新しいものには、この７種類の成分のほかにも成分浸透性や保湿力を向上させるためのメチルプロパンジオールや、周防分解作用、抗炎症作用、保湿力向上作用のあるマンヌロン酸メチルシラノールも含まれています。
これらの成分がバランスよく働きかけることによって腫れや浮腫なく、脂肪を溶解し体外に排出させ、小顔になることができるのです。
BNLS注射の効果というのは、ご紹介した有効成分が脂肪を溶解することによって効果を出すため、切り縫いする施術と違って、ジワジワと効果が表れます。
そのため、いきなり小顔！を期待している方にはあれ？と感じる場合もあるかと思います。しかし、周りにバレずに、短期間で、メスを身体にいれたくないという方にはおススメです。
ペルシアグルミの効果
BNLS注射の成分の一つとして紹介したペルシアグルミですが、実は美容面でも健康面でも、とても優秀な成分なのです。
西洋グルミとも呼ばれ、日本における食用クルミといえば、ほとんどがこのペルシアグルミです。
クルミは栄養価が高いことで有名ですが、不飽和脂肪酸やビタミンB1、B2、グルテリンだけでなく、ペルシアグルミには今話題のオメガ三脂肪酸のａ－リノレン酸やアルギニン、ビタミンEなども含まれています。
オメガ三脂肪酸であるａ－リノレン酸という成分には悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれる作用があります。
そこにビタミンEも含まれてくるので血液を循環させ血管保護作用も働くので、血圧を安定させる効果や動脈硬化の予防・改善もされるといわれています。ａ－リノレン酸には中性脂肪を減らす効果もあるので、最近肥満気味かも…と気になってきた人にはとても嬉しいですよね。
そして、アルギニンという成分は準必須アミノ酸に分類され、加齢とともに減少する成分のひとつです。良く知られる効能としては成長ホルモンの合成促進、性機能改善、疲労回復、免疫力の向上があります。
それだけでなく、もともとクルミというものは良質なタンパク質や代謝を促進するビタミンも豊富なミネラルも含んでいます。
そのため美肌やアンチエイジングケアとして常に注目されてきました。クルミは肌のターンオーバーを促進する効果、シミやシワの改善、さらには便秘や不眠症、ストレスなどの予防、改善にも効果的なのです。保湿性も優れ乾燥肌対策にもなり、殺菌作用もあるため化粧品などに使われることもあります。
「なんだかいいらしい」と耳にしただけでは効果はわかりません。
